正札青年部 11月活動報告

東京都正札シール印刷協同組合青年部は去る11月20日〜21日に渡り、ISOに関する勉強の一環としてタック(株)の川之江工場(本社工場)と豊中工場((株)タックメディカル)を見学しました。

伊藤浩敬 (株)デカルジャパン
佐村康利 (株)ニットク
小林博文 (株)カネブン
石原弘司 越後札紙(株)
福田和俊 (株)ライズィング印刷
下山正彦 (株)シール堂印刷   以上6名の参加がありました。


川之江工場前にて記念撮影

 川之江工場ではタック株式会社 石津隆徳社長より、同社についての説明をして頂きました。
 タック(株)は13台の粘着コーターを所有し、紙およびフィルムの粘着加工で業界に不動の地位を確立する一方、両面荷札から宅急便の伝票、タックフォーム、コピータック、そしてメディカル用品の加工まで手掛ける幅広い分野のリーディングカンパニーであります。
 石津社長は粘着紙について、特に納期については他社の追随を許さない迅速な対応を心掛けているとおっしゃっていました。現実に短納期、小ロットの注文が多いシール印刷業において、原紙メーカーの迅速な対応は非常に心強い事であります。
 また、タック(株)はタックフォーム、コピータックの規格品および特注品のOEM生産も行っています。豊中工場では同社の企業案内ビデオを観賞した後、粘着コーターと昨年導入されたばかりのクリーンルームを見学したところ、最先端の粘着技術に青年部一同驚かされました。ISO9002を取得しているので品質安定の効果もさることながら、ISOの認証を受けている事で営業上も有利であります。企業間の競争を勝ち抜くためには、創意工夫と迅速で果敢な実行力が必要だと痛切に感じました。



瀬戸大橋を背景に記念撮影 (撮影者 小林)

 翌21日は、観光で金毘羅様と瀬戸大橋に行って参りました。
 
金毘羅様では1000段におよぶ石段を登ったのですが、前日のお酒が残っている人、ペースを考えずに突っ走る人、痔を患っている人などには少々きつかった様です。
 瀬戸大橋では昼食で海鮮バーベキューをいただきました。昼間から片手にビールを携え、和気藹々とした雰囲気でにぎやかに宴が始まりました。この後は高松空港に直行して帰るだけなので、この研修旅行の最後の盛り上がりと言わんばかりに皆さん楽しそうに語り合っていました。その為か、帰りの飛行機の中では皆さんぐったりしていました。


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