正札シール組合組合員・業界NEWS田中理事長 新年度メッセージ
田中理事長 新年度メッセージ
田中理事長
 組合員、会友、協賛会の皆様、日頃は当組合の諸活動にご協力をいただき、誠にありがとうございます。新年度のスタートにあたりまして、ご挨拶を申し上げます。 昨年度、組合はほとんどまともな活動ができませんでしたが、ワクチンが行き渡り、ある程度世の中が落ち着いたら、また組合活動をもっともっと活性化していきたいと思っています。
このコロナ禍をなんとか生き延びて、何年後かに明るく、前向きな議論ができるようになっていたいと切に願っておりますが、その時までに皆さんの体力が残っていらっしゃるかが心配です。
 ただ、全体的には赤字で倒産するということよりも、「もう続けてもしょうがないかな」ということで、廃業されるところが全国的にも相当数あるのではと危惧しております。
 今後は私よりも若い世代の人たちがもっともっと積極的に動いて、アフターコロナの時代を築いていってもらいたい。
また、これだけ生活様式が変わりますと、ワクチンがいきわたり、コロナが落ち着いたとしても、テレワークを止める必要はなく、かえって移動時間や労力のことを考えるとテレワークの方が楽だよね、という話も当然出てくると思います。そうした動きにどう対応していくか。
 業界全体に関して言いますと、オンライン営業、オンライン商談ができないところは、これからの世の中、厳しいと思います。そうは言っても印刷物は最終的には実物を見て、色校正しなければならないといった声があります。それは確かに真理なのですが、それまでのプロセスはもっともっと簡略化できて、近い将来、お客様側が「わざわざ来なくていいよ、ズームでやろう」とどんどんなっていき、それに対応できないところは淘汰されかねない。そういうところの教育だとかサポートを組合でやっていければと思います。
  コロナ収束までまだまだ時間がかかりそうですが、2021年度も宜しくお願いいたします。