正札シール組合組合のご案内>ごあいさつ  
   
   年頭所感2020年  
     
  東京都正札シール印刷協同組合 理事長 田中 祐   
     
   明けましておめでとうございます。旧年中は当組合に格別なるご支援、ご協力を賜りあつく御礼申し上げます。
 令和2年の年頭にあたり、一言ごあいさつを申し上げます。
 はじめに、この度昨年5月の総会から理事長の任を拝命することとなりました。先に就任しております全日本シール印刷協同組合連合会(JFLP)の会長職との兼職となりますが、正札組合内はもとより、業界内において私自身はまだまだ若輩の身。それでも、持ち前の行動力と異業種での経験や知識を駆使して、今年一年、組合運営に引き続き尽力してまいります。変わらぬご支援、ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。
 さて、昨年から政府では「働き方改革」を唱えています。確かに「働き方改革」は少子高齢化、労働人口の減少、都市への一極集中、超売り手市場の人財マーケットなど現代におけるキーワードです。しかしこれからの時代、義務化されなくても「働きやすい会社」にしか人は集まりません。さらに言えば、各社が「魅力ある会社づくり」を実践していくことでシール・ラベル印刷業界が「魅力ある業界」となり、優秀な人財が多く集まる持続可能な産業になっていければと、切に願う次第です。
 このような中、われわれ正札組合では新たな事業の一環として「正札シールラベルコンテスト」を創設しました。正札正会員126社と会友19社の所属145社の技術向上や組合活動の活性化を目的に、早速今期から始動いたします。
 JFLPの基幹事業である「シールラベルコンテスト」と大きく異なるのは〈実際に流通しているもの〉といった応募条件がない点です。参加のために必要だったお客さまの先のお客さま≠フ許可が要らなくなったことで、キレイに刷れたのにこれまで応募できず眠っていた「自信作」が日の目を見る機会と位置付けます。145社のわれわれの仲間の中から、JFLPの上位を狙える作品や、さらにその先の世界に通じる扉を開くような印刷加工技術と出会えるかもしれないと、今から楽しみに感じております。
 正札組合の理事長を仰せつかった私は、「組合員からもっと期待してもらえる組織をつくりたい」という強い思いがあります。正札シールラベルコンテストをはじめ、組合員の交流と情報交換を促進する諸施策を着実に実践しながら、閉塞感・停滞感を打破し、再度「魅力ある組合づくり」に向けて取り組んでいます。
 最後になりましたが、皆様方のご繁栄とご健勝を祈念いたしまして、新年のごあいさつとさせていただきます。